Hitachi

日立アプライアンス株式会社

スクリュー冷凍機インバーターモジュールタイプ(単段圧縮シリーズ)

「40・50・60馬力」大容量化や複数台連続設置が可能になったモジュールタイプ

モジュール制御機能

複数台設置時のモジュール制御が可能

台数制御機能を標準装備。台数制御専用コントローラーは不要です。圧縮機運転容量制御とユニット運転台数制御の併用により、送水温度の安定とポンプ搬送動力を低減(ユニットとポンプが1対1の場合)します。

H-LINK*1伝送により、最大4台接続可能

*1
H-LINKとは日立独自の高機能伝送方式で、ユニット間の制御配線を複数の系統にまたがって配線可能です。
*
異容量の組み合わせはできません。

イメージ図

システム例(対応モジュール制御:1ポンプシステム)

*
負荷が変化するとブラインタンクの温度(=ブラインクーラーユニット入口温度)も変わります。
(負荷減→タンク温度低下、負荷増→タンク温度上昇)
*
1号機が入口温度を監視して運転台数を増減させます。
*
運転中のブラインクーラーユニットは、本体の設定温度にて温度制御を行います。
*
個別ポンプの運転/停止は各ユニットのオン/オフと連動[個別設定]を推奨します。
*
ポンプインターロック配線は各ユニットに接続してください。

主な制御仕様

ローテーション機能

各モジュールの運転時間を監視し、運転時間に応じてローテーション運転を実施します。

異常停止時の動作

警報停止したユニットは自動的に台数制御対象から除外し、運転を継続します。また、停止中のユニットがある場合には、必要に応じてバックアップ機を起動します。

年間を通じて変動する冷却負荷に対し、省エネルギー性を発揮

部分負荷特性向上

インバーター制御により圧縮機の運転周波数を変化させ、回転数を制御し吐出量を減少させるため、スライド弁方式にて容量制御を行う当社定速機に比べ、部分負荷特性が向上し年間消費電力量を抑制することができます。
(当社比)

COP比較(定速機60馬力、インバーター機60馬力の場合)

【注記】

  1. 運転条件:ブライン出口温度−15℃、冷却水温度(入口/出口)32/37℃、運転周波数60Hz(一定速機)
  2. 一定速機のCOPを100%とします。
  3. 機種、運転条件により異なる場合があります。

インバータースクリュー圧縮機搭載

インバーター化により効率向上を実現

●インバーター駆動方式

ソフトスタートにより始動電流を低減。
油圧によるスライド弁方式に比べ、応答性に優れ負荷追従性を向上。

●オーバーホール時間の延長

低負荷時の低回転数運転により、軸受寿命を延長。予防保全として40,000時間または5年ごとのオーバーホールにより、高信頼性、高寿命化を維持します。

ブライン出口温度使用範囲

インバーター機はブライン出口温度の下限値を−25℃まで拡大しました。

操作盤に見やすく、分かりやすい液晶タッチパネルを採用

タッチパネル式液晶表示でビジュアル化

故障時の詳細データ保持によりサービス性向上

故障履歴のうち、最新の3件については詳細データを保持。早期原因究明の足がかりになります。(最大10件の故障履歴を保持)

精度の高い、出口ブライン温度制御が可能

図の解説

*
制御対象温度(ブライン出口温度)を目標値(設定温度)に近づけるよう、PI制御を実施します。
*
一定周期で制御対象温度(ブライン出口温度)を検知し、前回の検知温度と今回の検知温度との差(温度変化勾配)、および今回の検知温度と設定温度との差から圧縮機運転周波数を演算します。
*
設定温度ー停止温度幅以下になるとサーモオフとして、圧縮機を停止させます。そのときの入口温度を記憶します。
*
運転限界温度に到達した場合もサーモオフします。
*
入口温度がサーモオフ時の入口温度より復帰温度幅分上昇すると、圧縮機運転を再開します。
(ただし、圧縮機停止時間のタイムガード(3分)あり)