●低振動化→1/10に低減
●低騒音化→−5dB
スクロール圧縮機は、下図のように圧縮トルク(回す力)の変動が少ないので振動が小さくできます。
スクロール圧縮機は圧縮機構上、吐出弁がないので騒音を低減できます。
スクロール圧縮機の構造は下図の通り、ポンプ室と油貯溜室がそれぞれ独立しているので、高圧チャンバーでも冷媒を正規量封入することができます。
差圧油面確保構造とは、横型圧縮機の冷凍機油を有効活用するため、ポンプ・モーター室(A)油貯溜室(B)を仕切板を介して分割し、運転時に仕切版のすきまから吐出ガスを流し(A)室と(B)室に圧力差(A>B)を生じさせ、(A)室の油を冷凍機油通路を通して(B)室に押し出し、貯溜させることで安定した給油量を得ることができます。
スクロール圧縮機は、固定スクロールと旋回スクロールのうず巻羽が、なめらかな回転で冷媒ガスを圧縮する構造です。そのため吸い込み口や吐出口には弁がありません。また、過負荷時でもトップクリアランスボリュームがないため体積効率の変化がほとんどなく、常に安定した吐出ガス量が得られます。
日立では、スクロール圧縮部に他の金属に比べて熱膨張率の低い鉄を使用し、独自の技術で加工しました。
油の希釈度とは、圧縮機内の油と封入する冷媒量の重量比のことです。
油量が多いと希釈度が上がり、圧縮機内摺動部の信頼性が向上します。