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Hitachi

日立アプライアンス株式会社

低騒音化

スクロール圧縮機の採用により、運転音を平均7dB(1〜14dB)低減しました。
(2004年まで販売の当社ロータリー冷凍機比)

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「屋内設置型 スクロール空冷式 背高シリーズ」は除きます。
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機種により数値に差異があります。

運転音比較(KS-R10MT[50Hz]の場合)

現地での冷媒チャージレス

工場出荷時にあらかじめ規定量の冷媒が封入されているため、現地での冷媒封入作業が不要です。

■現地作業が必要な項目

(1)低圧機器との接続 (2)気密試験 (3)低圧機器および接続配管の真空引き (4)冷媒解放

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冷媒配管長さ10m以上の場合には、現地での冷媒追加作業が必要です。

スクロール圧縮機の構造は下図の通り、ポンプ室と油貯留室がそれぞれ独立しているため、ポンプ室摺動部表面が冷媒による油膜切れを起こしにくい構造となっています。そのため、あらかじめチャンバー内に規定量の冷媒を封入することができ、冷媒チャージレスを実現しています。

低音用横型スクロール圧縮機の構造 低音用縦型スクロール圧縮機の構造

安定した運転を実現

スクロール圧縮機の採用により、安定した運転を実現しました。

(1)安定した給油

高圧チャンバー方式のためチャンバー内冷凍機油のフォーミング現象の発生が少なく、さらに横型スクロール圧縮機では差圧油面確保構造とすることで、給油ポンプが不要な差圧給油方式で安定した給油が可能です。

差圧油面確保構造(横型スクロール圧縮機)

(2)弁割れなし

スクロール圧縮機は、固定スクロールと旋回スクロールの渦巻き羽根が滑らかに旋回して冷媒ガスを圧縮する構造であるため、吸込口や吐出口には弁がなく、弁割れの恐れがありません。

(3)安定した吐出ガス

トップクリアランスボリュームがないため、体積効率の変化がほとんどなく、常に安定した吐出ガス量が得られます。

スクロールの圧縮工程

(4)圧力損失の抑制

スクロール圧縮機に熱膨張率の低い鉄を使用し、独自の表面処理加工を行うことで、圧力損失を抑制します。

(5)ガス漏れ抑制

振動低減により、パイプ折損などによるガス漏れを抑制します。

既設冷媒配管の利用

既設製品との入れ替え時には、既設冷媒配管の利用が可能です。
但し、条件により利用できない場合があります。

屋内設置型の特長

ケース内臓に有利なサイズ

(1)ユニットの高さの統一

「スクロール空冷式 中・低温用」機種のユニット高さを225mmに統一しました。

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背高シリーズは除きます。

(2)設置面積の低減

ユニット接地面積を約8〜15%低減し、省スペース化を実現しました。対象機種は以下のリストの通りです。
(2002年まで販売した当社ロータリー冷凍機比)

■対象機種リスト

・スクロール空冷式(中・低温用)

形式 呼称出力(W) 設置面積低減率(%)
KS-R5MH 400 約8
KS-R5MT
KS-R7MT 500
KS-R8MH 600 約15
KS-R8MT
KS-R10MT 750
KS-R13MT 1,000

・スクロール水冷式(中・低温用)

形式 呼称出力(W) 設置面積低減率(%)
KS-R5WT1 400 約8
KS-R8WT1 600
KS-R10WT1 750

屋外設置型の特長

容易なメンテナンス性

KS-R15AMT2(E)、KS-R20AMT2(E)、KS-R30AMT(E)の3機種については、電気品が前面にあるため、バルブカバーおよび前面パネルを外すだけでメンテナンスが可能です。