



運転圧力に応じて、強すぎ、弱すぎ旋回スクロールを背面から押し付け、自動的にシールするのが「魔法の穴」です。チップシールもスラスト軸受も不要なシンプルな構造のため、安定した運転ができ、長時間安心して使用できます。

スクロールは常に離れようとする力が働きます。高圧が高く、低圧が低い程その力は大きく、スラスト軸受とシールのための歯先に埋め込んだチップシールが必要です。

液バックしても直接油面に影響しないため、低圧チャンバー方式のようなフォーミング現象は発生しません。

液バックの場合もフォーミング現象が発生し、油上がりが大きくなります。

高圧から中間圧へ圧力差で自然に給油。特別な給油機構は必要とせず、油面は安定しており、圧差で十分な給油が可能です。

低圧から差圧に逆らって機械的に給油。油の粘度で給油性能は大きく変わり液バックや、フォーミング現象には著しく給油性能が低下します。

運転と共にチャンバー内の圧力は徐々に上昇して油中の冷媒溶解率も増加し、冷媒の沸騰現状は発生せず油上りは極端に少なくなります。

運転と共にチャンバー内の圧力は低下し、油中の冷媒溶解率が減少し、冷媒の沸騰現象により油上りが大きくなります。