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Hitachi

高圧チャンバー方式の構造

スクロール冷凍機の圧縮機構造

圧縮機の構造

スクロールmini冷凍機の横型圧縮機構造

横型圧縮機の構造

高圧チャンバー方式の信頼性

(1)長寿命(スクロールの確実な密着) ⇒ 高圧チャンバーの基本特許

■高圧チャンバー方式

高圧チャンバー方式

運転圧力に応じて、強すぎ、弱すぎ旋回スクロールを背面から押し付け、自動的にシールするのが「魔法の穴」です。チップシールもスラスト軸受も不要なシンプルな構造のため、安定した運転ができ、長時間安心して使用できます。

■低圧チャンバー方式

低圧チャンバー方式

スクロールは常に離れようとする力が働きます。高圧が高く、低圧が低い程その力は大きく、スラスト軸受とシールのための歯先に埋め込んだチップシールが必要です。

(2)液バック

■高圧チャンバー方式

高圧チャンバー方式

液バックしても直接油面に影響しないため、低圧チャンバー方式のようなフォーミング現象は発生しません。

■低圧チャンバー方式

低圧チャンバー方式

液バックの場合もフォーミング現象が発生し、油上がりが大きくなります。

(注)
低圧チャンバー方式と比較し、液バックに対して強い機構を持った圧縮機ですが、液バックを許可するものではありません。

(3)給油性能

■高圧チャンバー方式

高圧チャンバー方式

高圧から中間圧へ圧力差で自然に給油。特別な給油機構は必要とせず、油面は安定しており、圧差で十分な給油が可能です。

■低圧チャンバー方式

低圧チャンバー方式

低圧から差圧に逆らって機械的に給油。油の粘度で給油性能は大きく変わり液バックや、フォーミング現象には著しく給油性能が低下します。

(4)油上り

■高圧チャンバー方式

高圧チャンバー方式

運転と共にチャンバー内の圧力は徐々に上昇して油中の冷媒溶解率も増加し、冷媒の沸騰現状は発生せず油上りは極端に少なくなります。

■低圧チャンバー方式

低圧チャンバー方式

運転と共にチャンバー内の圧力は低下し、油中の冷媒溶解率が減少し、冷媒の沸騰現象により油上りが大きくなります。