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Hitachi

日立アプライアンス株式会社

INTERVIEW 社員インタビュー

設計(冷蔵庫)

船山 敦子 ATSUKO FUNAYAMA

栃木家電本部 開発センタ 家電要素グループ 主任技師 1991年入社
工学部 環境化学科卒

「第二の真空チルド」を誕生させたい

Q. 入社の動機を教えてください。

A.
私がやったと言える素敵な製品を作り、化学の知識で社会に貢献したい。

大学で化学を専攻していたので、最初は化学メーカを中心に就職活動をしていました。でも、化学メーカでは製品に社名を刻印するわけでもなく、一般の方にはどのメーカが作っているのかがわかりにくいもの。できれば、私がやったとわかる仕事をしたいと思うようになりました。
また、化学知識のある人が大勢いる化学メーカの中では、私が本当に役立つ仕事ができるのだろうかと疑問を持ち、それならば、化学の知識がある人が少ない最終製品メーカで、自分の知識をフルに活用し、いつか会社名の入った素敵な製品の前で、私がやった仕事だと言えるようになりたいと考えました。特に家庭用冷蔵庫は女性が多く使うものですから、いろいろな面で社会に貢献できるのではないかと、入社を希望しました。

Q. 入社してからの仕事内容を教えてください。

A.
化学の知識を生かして「触媒」の研究と技術開発をし、「真空チルド」「スリープ野菜」を誕生させました。

入社以来、ずっと化学の知識を生かして「触媒」の研究と技術開発をしています。入社してからすぐ、冷蔵庫の脱臭材やエアコンの脱臭フィルターの開発、さらには生ゴミ処理機の脱臭技術開発を担当しました。
その後、冷蔵庫の鮮度保持技術開発も担当するようになり、そして2007年に、ついに肉や魚の鮮度を守る画期的技術「真空チルド」を誕生させました。以来、毎年真空チルドの保存性向上技術の開発を行い、2014年には、そこから生まれた技術をさらに野菜室に展開した、真空チルドシリーズ「スリープ野菜」を誕生させました。現在は、これら「真空チルド」と「スリープ野菜」を進化させながら、家庭用冷蔵庫の新たな保存技術の開発に専任しています。

船山 敦子

Q. いま担当している仕事とそのやりがいを教えてください。

A.
「真空チルド」の反響は自信につながりました。

「真空チルド」は、今では日立冷蔵庫の代表的な機能となりました。この「真空チルド」の製品化は大きな反響を呼び、工場内を歩いていると「真空チルド買ったよ。かみさんが、全然違う!お刺身が水っぽくならない!ひき肉の色が変わらない!って絶賛しているよ」と声をかけられたことや、海沿いに住んでいるお客さまから「今までは採れたてのエビを冷蔵庫に入れても一晩で黒ずんでいたのに、真空チルドに保存したらエビの色がいつまでも色鮮やかでびっくりした」とのお便りをいただいたこともありました。また、店頭で日立の冷蔵庫の紹介をしている営業マンからも、「本当にいい製品を開発してくれたね」と喜んでもらい、このような声をいただく度に、社会への貢献を実感し、とてもやりがいを感じます。

Q. 入社して自分が成長したと思えるのはどんなことですか?

A.
日々勉強して、日々成長し社会貢献する喜び。

学生時代に学んだ化学の知識を生かして、入社以来ずっと「脱臭効果のある触媒」の開発担当になり、これによって、野菜のみずみずしさを守る「スリープ保存」を誕生させることができたと自負しています。
また、専門外だった食品の鮮度の劣化メカニズムや評価方法などの知識は、農学や水産、調理学の大学の先生に直接質問し、知識を深めることができました。
これらの成果は、空気清浄機や洗濯機、掃除機といった他部門の開発者と交流するきっかけにもなりました。
私にとって、日々勉強することが仕事であり、日々の成長につながっていると実感しています。

船山 敦子

Q. 近い将来の目標や夢を教えてください。

A.
「第二の真空チルド」を誕生させたいです。

日立アプライアンスで食品を扱う製品は、冷蔵庫だけでなく、電子レンジ、炊飯器、IHクッキングヒータとさまざまあります。そこで、社内で食品に関わるメンバーが集まり「美味しさ追求交流会」を定期的に行っています。「真空チルド」の開発当初、この活動はとても活発で、楽しかったですね。最近は忙しさもあって少々停滞気味ですが、交流会をまた活性化し、「第二の真空チルド」誕生をめざしたいと思っています。
交流会を通じて自分の知識や技術を向上させるとともに、冷蔵庫だけでなく、他の調理家電の開発にも貢献するのが目標です。

これまでのキャリアパス

1991年、新卒入社。栃木工場の開発部に配属。当初は化学系の知識を生かし冷蔵庫、ルームエアコン、生ゴミ処理機の脱臭技術開発に従事。入社4年目で脱臭技術で得た知識により臭気判定士を取得。入社8年目で結婚とともに技師に昇格。結婚後4年で待望の出産。1年の休職後復帰するも子供の大病で更に6ヶ月休職することに。復帰後冷蔵庫の保鮮技術開発に専念。復帰2年後今度は夫の大病発覚。仕事に励まされながら設計開発が一丸となって真空チルドを開発製品化。以後10年日立冷蔵庫の顔となる。しかし、真空チルド誕生から毎年の進化が必達となりアイデア創出に悩む。真空チルド誕生から8年後、日立冷蔵庫の第2の顔となるスリープ野菜室を開発。現在もう一歩未来を行く新保鮮技術開発に奮闘中。

キャリアパス キャリアパス
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仕事の1日のスケジュール

8:00 メール確認、実験報告書チェック
8:25 Grミーティング、実験の進捗確認
10:00 実験、会議・打合せ、資料作成
12:00 食堂でランチ
13:00 実験、会議・打合せ、資料作成
17:00 実験報告書チェック、メール確認
18:00 退社

オフの楽しみ

オフの楽しみ

真夏はプール、真冬はスキー、それ以外はキャンプといった具合に休日はアウトドアで家族の時間を満喫しています。スキーは子供が小学生になったのを機に一から再スタート。上達を息子と競争しています。

日立アプライアンスの魅力

子育てしやすい制度や周囲の気遣いがあり、女性がとても働きやすい環境です。

身近で生活を豊かにする家電を作るのは、やりがいがある仕事です。日本だけでなく、台湾や香港、中国、アジア、中東にも販売し、グローバル市場に展開をしていることは、とても魅力的です。社内には意見をきちんと聞いてくれる社風があり、また、女性にとっては子育てしやすい制度もあります。周囲の気遣いもあるので、とても働きやすい環境ですね。

Message

とにかく元気があって明るい人、人とのつながりを大切にする人に来て欲しいです。
これまでの経験と知識に自信を持ち、自分の考えを大切にして自ら判断できる人、さらに入社後は、経験と知識をどんどん大きくしていってください。
そして、そんな新人の皆さんによる「次世代の冷蔵庫」の誕生を心から期待しています。

社員インタビュー

設計開発

品質保証、生産技術(金型設計)、生産技術(試作開発)

営業、空調ソリューション職種

商品企画、事業企画、情報システム、資材調達、生産管理