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Hitachi

日立アプライアンス株式会社

INTERVIEW 社員インタビュー

キッチン・家事キッチン・家事

洗濯機の開発に携わる社員に、10年ぶりに
フルモデルチェンジした
「ビッグドラム」の
開発秘話を語ってもらいました。

設計

生産技術部・品質保証部との
密な連携から生まれた「ビッグドラム」。

立山 卓也
設計(洗濯機) 立山 卓也TAKUYA TATEYAMA

多賀家電本部 第一設計部 ドラム洗乾グループ 統括主任技師
2005年入社(経験者採用)
設計工学部卒

生産技術部・品質保証部との
密な連携から生まれた「ビッグドラム」。

今回の「ビッグドラム」開発において、我々設計部に課せられた命題の一つが、「コストをどれだけ下げられるか」。しかも、市場ニーズに合わせて洗濯容量を1キロ増やして業界最大の12キロにすると同時に、製品本体奥行き寸法は従来モデルと同じ62センチを達成する必要がありました。
この難題を解決するために、洗濯槽の外側のモーターを取り付ける部分の構造を、一から見直して作ることにしました。今までにない新技術を採用し生産方法まで見直すことでコストを抑えることができたのですが、設計は困難を極めました。新しい技術を取り入れるということは、新しい問題が発生する可能性があるということです。そのため、試作品を何度も作って検証を繰り返しました。また、従来のモデルとは作り方もまるっきり変わったので、生産現場の設備をすべて刷新する必要がありました。それに伴って生産ラインも、部品の流れも、人の配置も変更しました。今回の「ビッグドラム」は、製品が新しくなっただけでなく、工場の仕組みまで大きく変えた製品でもあったのです。
新製品の開発において、設計部の役割は開発に携わる全ての関係部署をとりまとめる責任者です。製品の仕様やコストについても、設計部が中心となって管理していきます。製品仕様が決まると、実際にその仕様をどう構築していくかを、原理的なモデルを作って検証します。そうして新しい部品の形状を考え、図面を起こしながら製品に近い試作品を作り込んでいきます。何度も改良を加えながら一つひとつの部品を仕上げていき、最終的に組み合わせて製品を作っていきます。その仕上がりの確認まで、設計部が中心になって生産技術部・品質保証部と連携しながら進めていきます。特に今回の開発においては、いつも以上に他部門との連絡や相談を綿密に行い、細部まで詰めに詰めて完成までこぎ着けました。

全てが変更点のフルモデルチェンジ。
多くの課題を一つひとつ解決して完成した製品。

山本 哲也
設計(洗濯機) 山本 哲也TETSUYA YAMAMOTO

多賀家電本部 第一設計部 ドラム洗乾グループ 技師
2005年入社 機械工学科卒

全てが変更点のフルモデルチェンジ。
多くの課題を一つひとつ解決して完成した製品。

新製品の開発時は、従来の製品と変更となる部分を重点的に設計検証し直します。今回の「ビッグドラム」はフルモデルチェンジだったため、全てが変更点だったと言えます。従来製品からの一部仕様変更なら、それまでの経験から達成するための課題に対して「こうやったら、こうなるだろう」という予測ができます。しかし、フルモデルチェンジの場合、クリアしなければならない課題が多々ある中で、更に予測していなかった問題も発生します。それらの課題や問題点を限られた期間内で、生産技術部や品質保証部等の関係部署と協力しあいながら一つひとつ解決していくのですが、その量が通常の開発時に比べて膨大なボリュームだったため、入社して以来もっとも難易度の高い仕事となりました。とはいえ、そのぶん今までにない手応えを感じることができました。
課題や問題点に対する解決方法を内部構造・部品に具体的にどう落とし込んで、どうアプローチしていくかの手段は色々とありますが、その自由度は設計部にあります。若い社員でも「こうしたい」と積極的に提案し課題に取り組んでいけば、自分の意見を設計や形状に反映することができます。今回の「ビッグドラム」開発では、ほとんどが新部品だったので、多くのアイデアを製品に反映することができ、苦労はしましたが非常に実りの多い体験となりました。

生産技術

「他社を圧倒する性能を!」
この合い言葉を胸にチーム一丸となって
開発。

生産技術
生産技術 上野 真司SHINJI UENO

多賀家電本部 生産技術部 試作開発センタ 技師
2005年入社 機械工学科卒

「他社を圧倒する性能を!」
この合い言葉を胸にチーム一丸となって
開発。

私が入社して最初に担当した製品は、初代「ビッグドラム」BD-V1でした。それから10年、「ビッグドラム」は「風アイロン」「自動おそうじ」「ナイアガラ洗浄」などさまざまな機能を搭載し進化し続けてきました。今回の「ビッグドラム」は、初めて携わった製品のフルモデルチェンジであり、思い入れが強い分、プレッシャーも感じました。「こういう機能が欲しい」という市場の要望に応えるため、設計部と連携して試作と検証を何度も繰り返し、全く新しい構造や制御を開発しました。また、品質保証部と連携して新しい構造や制御に対する問題点を抽出し、共に検討を重ね、解決していきました。このように設計部・品質保証部等の関連部署と密接に連携しながらチーム一丸となって開発を進め、無事に「ビッグドラム」が誕生したのです。
今回の「ビッグドラム」開発では、「他社を圧倒する性能にしよう」という目標がありました。製品本体奥行き寸法を従来モデルと同じにするために、従来は斜め向きだった洗濯槽を今回はほぼ垂直にしました。そこで、構造と制御を大幅に見直し、衣類の入替えが効率良くなるように改良し、10年前と比べて圧倒的に性能が良い「ビッグドラム」にすることができました。入社して初めてドラム式洗濯機の開発に携わってから10年。今回は久しぶりのビッグプロジェクトで難易度が高く苦労も多かったですが、「ビッグドラムにしてよかったよ」の声を聞くとすべて報われます。

品質保証

「一番初めのお客さま」という視点で
品質を厳しくチェックしていきました。

鈴木 理恵
品質保証 鈴木 理恵RIE SUZUKI

多賀家電本部 品質保証部 洗濯機品質保証グループ
2012年入社 工学部 生体分子機能工学科卒

「一番初めのお客さま」という視点で
品質を厳しくチェックしていきました。

品質保証部は、発売前後にわたっての品質を評価する部門であり、担当する業務もさまざまです。
部品一つひとつを試験して良し悪しをジャッジする業務もあれば、ある程度組み上がった状態での操作や洗いの動きなど、不具合がないかチェックする業務もあります。
その中で、私は発売前の洗濯機の品質をチェックするグループに所属しています。製品の仕様を決める開発会議に参加し、設計部・生産技術部などと連携しながら、より良い製品作りに取り組んでいます。
今回の「ビッグドラム」はフルモデルチェンジであったため、変更点が数多く、普段の開発時よりもチェック項目が膨大でした。
洗濯機をご使用されるお客さまが必ず触れる操作パネル部分について、自分自身で使い勝手や操作感を確認していたとき「本当にお客さまにとって使いやすくなっているのかな」という疑問が生まれました。
そのときに思い出したのが、今の業務を担当して間もないころに言われた言葉です。「我々品証部が最初に新製品を使うお客さま。お客さまの立場になって使いやすさや見やすさを意識して試験することが大事」
私たちは常に、「作り手」と「使用者」の両方の視点から新製品と向き合わなくてはなりません。先ほどの例に限らず、製品の「使用者」として感じたことはきちんと伝え、使いやすさを徹底的に追求し改善を促しました。
今回の「ビッグドラム」開発は、私にとって初めてのフルモデルチェンジ体験でした。通常の新製品の開発時以上に同じグループの同僚や設計部、生産技術部の方々との繋がりが重要となり、「フルモデルチェンジの難しさ」を何度も痛感しました。
しかし、苦労した分、さまざまな経験や知識を積み上げることができ、私たちが手掛けた製品が店頭に並んでいる姿を見たときは、今まで経験しなかった大きな達成感を得ることができました。自分でいうのも何ですが、仕事をするにあたっても、ひと回り成長できたと感じています。

資材

「性能は高く、コストは低く」を両立する
部材を、あらゆる手段を駆使して調達。

山本 大輔
資材 山本 大輔DAISUKE YAMAMOTO

多賀家電本部 資材部 資材第一グループ
2013年入社 経営学部 経営学科卒

「性能は高く、コストは低く」を両立する
部材を、あらゆる手段を駆使して調達。

資材部の仕事は、製品を作るのに必要な部品・材料を、品質・価格・納期を見極めて、いかに最適なメーカーから調達するかを決めることです。いわば、メーカーと自社をつなぐ窓口・交渉役と言えます。設計部門より求められた仕様に沿って、製品を作り上げるための部材を、国内外のメーカーから探すこともあれば、逆にメーカーとタイアップした部材を、設計部門に提案をすることもあります。
今回の「ビッグドラム」は、製品外観や製品内部に使う部材の仕様が大きく変わることになりました。部材の仕様が変わることで、従来のメーカーから新しいメーカーへ、国内外のメーカーの「できる・できない」「得意・不得意」を見極めて社内と連携し調達する必要がありました。
一方で、「コストを下げる」という大きな命題があるので、性能を満たしつつコストが見合うものを調達する必要があり、その両立に苦心しました。例えば、部材がAからBに大きく変わる場合もあれば、同じAという部材を使うものの構造が変わることによって新しい問題が発生することもあります。製品が完成するまでの課題を解決するために、国内外のメーカーと連携し、さまざまな条件を満たす部材を発案・提案してきました。あらゆる手段を駆使して部材の品質・価格・納期をよりよい方向へと改善した結果、各部材から組み上がった「ビッグドラム」の完成にこぎ着けることができました。

生産管理

販売店からの期待が高かった新製品。
発売に間に合わせることが
最大のミッションでした。

柴田 尚士
生産管理 柴田 尚士NAOTO SHIBATA

多賀家電本部 生産管理部 家電生産管理グループ 主任
2006年入社 商学部 財政学専攻卒

販売店からの期待が高かった新製品。
発売に間に合わせることが
最大のミッションでした。

生産管理部とは、営業部門と製造部門を取り持つ工場の司令塔となる部署です。事業企画・営業から吸い上げた市場動向から、機種別に納期に沿った生産要求を関係部署に伝え、その後生産した製品を在庫管理しながら出荷指示するのがメインの業務です。普段は、1日に約2000台の洗濯機を全国に送り出しています。
新製品発売時の私たち生産管理部最大のミッションは、製品が発売日に店頭に並んでいる状態にすること。そのために、出荷先、数量、期限に基づき製造部と一緒に生産計画を立てます。新製品なので、想定外の事態が起こりがちで、普段のようにスムーズに生産が進むとは限りません。想定外の事態が発生した場合、工場の司令塔として製造、設計、物流など各部門の間に入り込み、発売日までに製品が無事店舗に届くよういかに調整するかが、我々生産管理の腕の見せどころです。そのためには常に状況や課題の把握を行い、かつ不測の事態に備え、事前にシミュレーションをしておく必要があります。
今回フルモデルチェンジした「ビッグドラム」は、「今までの新製品より多く店頭に並べたい」とご要望をいただくほど、販売店さまからの期待が非常に高かった製品です。しかしその一方で、生産の立ち上げがスムーズにいかず、何度も生産計画の変更を繰り返しました。スケジュールが押してしまった分を取り戻せたのは、最後まで諦めず尽力してくれた関係部署の方々のおかげです。最終的には、その日の朝にトラックに積んでその日のうちに届けてもらうという手段も使って、発売日前の店頭一斉展示に間に合わせることができました。

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